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No.2 トチを作る | |
この窯は無釉、焼シメを焼く窯なので作品を積み重ねて焼く事が多く、その間、底部には必ず(ヨリ土)と呼ばれるトチをかいます。大きさも大小様々ですが、同じサイズのものが数多く必要なので、まとめて作りカン等に詰めて乾いて硬くならないようにしておくと良いです。
[陶芸動画 00:52] |
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No.3 ヨリを作る | |
窯詰めは適当の高さで棚板を組みます。ツクは4点にします。高いツクが多い為と火力が強いので3点では弱いと思います。4点にすると必然的にガタツキが出るのでヨリと呼ぶヒモ状のヨリ土をツクの上においてクッションにしてガタツキを調整します。
[陶芸動画 01:12] |
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No.4 釉掛け1 | |
灰の被らない位置もたくさん出てきます。そんな場所には灰を呼び込む為の濃い釉を掛けておくと良いでしょう。この場合はイラゴ釉を掛けました。
[陶芸動画 01:00] |
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No.5 釉掛け2 | |
花瓶等の小さな物は内薬だけ掛けておくと良いです。水漏れ防止になります。
[陶芸動画 01:02] |
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No.6 釉掛け3 | |
素地によって焼シメが向かないモノには、水薬といって薄く釉を掛けておくと灰を呼び込みやすくなります。土を良く知っておく事が大切です。
[陶芸動画 01:05] |
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No.7 釉掛け4 | |
窖窯は長時間の焼成をします。(約75時間)そしてじっくり冷やします。従って志埜釉は火前に最適です。この釉は平津長石の単味、土はもぐさ土、土によって焼き上がりはとても違います。土を見つけることが一番大切な仕事です。
[陶芸動画 01:01] |
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No.8 藁をたたく | |
火ダスキと呼ばれるテクニックは藁を使います。藁はバサバサしていて硬いので木ヅチで良く打って柔らかくして使います。塩水に付ける人がいますが、これもおもしろいと思いますが、しかしこの窯は予想以上に高温になる為に塩水につけた藁は溶けてしまうでしょう。
[陶芸動画 01:00] |
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No.9 棚板を組んで作品を置く1 | |
ほとんど無釉で窯詰めをします。1230℃前後で昼夜焚き続けるので、その時の薪の灰が掛かり釉になります。
[陶芸動画 00:59] |
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No.10 棚板を組んで作品を置く2 | |
奥に入れている白い作品は志埜釉のモノです。志埜はエンゴロに入れて焼く事が多いのですが、エンゴロに入れず灰を掛ける焼き方もあります。手前は引き出し黒、瀬戸黒といいます。引き出しやすいように棚板は高めにします。
[陶芸動画 00:57] |
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