窯を手に入れる
窯の構造

倒炎式
炎は、窯の両側に設けられた焚き口から壁に沿って上昇し、 天井にぶつかって下降します。
その炎は炉床に設けられた煙道を通って煙突から排気されます。
炎が窯の中を巡回するために温度や雰囲気を均一にしやすい優れた構造です。
構造が複雑で燃焼バーナーも多数必要なために、 窯の価格は少々高くなります。その代わりに性能は優れています。
温度や雰囲気の差が生じやすい中~大型窯に採用されています。
その炎は炉床に設けられた煙道を通って煙突から排気されます。
炎が窯の中を巡回するために温度や雰囲気を均一にしやすい優れた構造です。
構造が複雑で燃焼バーナーも多数必要なために、 窯の価格は少々高くなります。その代わりに性能は優れています。
温度や雰囲気の差が生じやすい中~大型窯に採用されています。

半倒炎式
炎は、窯の片側に設けられた焚き口から窯内を横切るように上昇し、 天井にぶつかって下降します。
その炎は炉床に設けられた煙道を通って煙突から排気されます。
炎が窯の中を巡回するために温度や雰囲気を比較的均一にしやすい構造ですが、 窯内の場所によっては温度や雰囲気の差が若干生じます。
構造は若干複雑ですが燃焼バーナーが1本で済むために、 窯の価格は比較的安くなります。
大型窯ですと窯内の温度や雰囲気の差が大きくなってしまいますので、 小~中型窯に採用されています。
その炎は炉床に設けられた煙道を通って煙突から排気されます。
炎が窯の中を巡回するために温度や雰囲気を比較的均一にしやすい構造ですが、 窯内の場所によっては温度や雰囲気の差が若干生じます。
構造は若干複雑ですが燃焼バーナーが1本で済むために、 窯の価格は比較的安くなります。
大型窯ですと窯内の温度や雰囲気の差が大きくなってしまいますので、 小~中型窯に採用されています。

昇炎式・直炎式
炎は、窯のほぼ中央に設けられた焚き口から真直ぐに上昇し、 そのまま煙突から排気されます。
熱の保留が難しく、窯内の温度差や雰囲気の差がが大きくなりがちです。 従って窯詰などに工夫が必要です。
構造は簡単で焼成バーナーも1本で済むために窯の価格は安くなります。
温度や雰囲気の差を少なく出来る小型窯に採用されています。
熱の保留が難しく、窯内の温度差や雰囲気の差がが大きくなりがちです。 従って窯詰などに工夫が必要です。
構造は簡単で焼成バーナーも1本で済むために窯の価格は安くなります。
温度や雰囲気の差を少なく出来る小型窯に採用されています。

輻射熱式・反射熱式
電気窯特有の構造です。窯内に張り巡らされた電熱線ヒーターからの熱が 、壁や作品などに反射しあいながら温度を上昇させていきます。
このため窯内の温度差を均一にしやすい構造です。
構造は簡単ですが、電熱線ヒーターを埋設したり、 ピンで止めたりするために窯の価格は高くなります。
このため窯内の温度差を均一にしやすい構造です。
構造は簡単ですが、電熱線ヒーターを埋設したり、 ピンで止めたりするために窯の価格は高くなります。